IR情報

株主・投資家の皆様へ

当社は2001年に、主に米国ハリウッド・メジャーに対する映像ビジネスのコンサルティングサービスから事業をスタートしました。2005年には、FLASHアニメスタジオをスタートし、以降、デジタル技術とインターネットの進歩といった環境変化の中、米国ハリウッド・メジャー型(原作権自社保有)をインターネット時代型(低コスト・スピード展開)の著作権ビジネスへと進化させることで、視聴者や消費者等の多様化し変化の早い嗜好や価値観を捉え、適時に対応することを強みとする、ファスト・エンタテインメント事業を独自展開しております。


昨今、世界規模でのインターネットの進歩と拡張、スマートフォン、タブレットPCなどのスマートデバイスの急速な普及、ソーシャルメディア、動画配信・投稿サイトなどの新たな成長メディアの興隆等がメディア環境を大きく変化させております。
このような中、人々のライフスタイルは、スマートデバイスを使い、最適メディアを選択し、必要なときに必要な時間だけコンテンツを消費し、SNSを使って即時に情報や感動を共有するといった、メディア接触方法の多様化、コンテンツ視聴の短時間化、情報共有のリアルタイム化へと変化し、当社の主力領域である「スキマ時間に楽しめるショートコンテンツ」といった新たな付加価値へのニーズを急速に拡大させております。


当社は、ソーシャル・キャラクターを新規開発し、主な事業領域として、キャラクター商品市場(市場規模1兆6,900億円(2014年)※1)、アニメーション市場(市場規模2,595億円(2015年)※2)、マーケティング市場(市場規模6兆1,522億円(2014年)※3)で展開しております。
特にマーケティング市場においては、インターネット・モバイル広告市場の継続的な成長に加え、Facebook社、Google社やYahoo社などのインターネット動画広告への本格参入が伝えられているとおり、世界規模でさらなる拡大(年率約52%の成長予測※4)が期待されております。
当社では引き続き、独自開発したソーシャル・キャラクターを活用し、わかりやすく商品サービスの紹介・マナー啓蒙を行い、時事ネタやパロディ化及びマルチメディアへの仕掛けにより口コミ等の拡散力を高め、さらに消費者の反応に適時に対応する費用対効果の高いマーケティングサービスを提供してまいります。


また、海外市場においては、各国政府がコンテンツ産業を国家的な戦略分野と位置付けて、ソフト・パワーの強化を推進しており、その市場規模は急激に拡大を続けています。
そして、世界が憧れる「クールジャパン」ブランドに加え、現地発の著作物創造と育成を可能とする「ファスト・エンタテインメント」モデルへのニーズが拡大しております。
そのような中、当社では、日本において展開している地方局、映画館及びSNS等のセグメントメディアや広告主との共同キャラクター開発モデルを海外市場へ横展開しております。
アジア圏(中国・台湾・タイ)や欧米圏(北米)など、次々と現地の有力メディアパートナーとの共同事業を開始しており、今後も、海外現地でのファスト・エンタテインメント事業を推進し、世界各国へキャラクターポートフォリオを拡大し、現地発グローバルキャラクターを多数成長させてまいります。


2015年6月には、従来のアニメ・キャラクターの枠を超え、日本の強みである"カワイイ文化"へと事業領域を拡大し、当社のノウハウを活かしたIPビジネスを展開するため、ファッション・ビューティーに関する情報の発信源として、若い女性を中心に圧倒的知名度を持ち、日本のガールズカルチャーを世界に発信し続ける「TOKYO GIRLS COLLECTION(TGC)」の商標権を獲得しました。 さらに、2016年9月には、国内外から高い評価を受ける「TGC」を10年以上企画制作し史上最大級のファッションフェスタへと成長させ、"オフラインに熱狂を生み出すライブエンタテインメント"を強みとするプロデュースチームである株式会社W mediaを取得いたしました。


そのような事業成長機会を捉え、今後も、世界中の人々へ笑顔や感動、サプライズを届ける新たな付加価値サービスを継続的に生み出すために、当社は2014年3月に東京証券取引所マザーズ市場、2016年4月に東京証券取引所市場第一部へ上場いたしました。皆様からの温かいご支援ご協力賜りましたことを心より御礼申し上げます。


引き続き、皆様方のご期待にお応えするべく、業容の拡大と企業価値の向上を目指し、世界中の人々から愛され、多くの日本人が誇りに思ってくれる特別で重要な「ブランド」となるよう、役員はじめ従業員一丸となって一層精励してまいる所存でございます。
今後とも、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


株式会社ディー・エル・イー
代表取締役 椎木 隆太

※1:キャラクターバンク「CharaBiz data2015」
※2:メディア開発総研「アニメーション市場規模分析」
※3:電通「日本の広告費」
※4:eMarketer